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母のことで聞いたこと

父と飲んだ.

父は海外勤務が長く,ぽつぽつと所々を転勤している.
私が小学生の頃まではそれについて移動していたが,私が中学に上がると同時に(そして妹が小学校にあがると同時に),父だけが単身赴任で点々とすることになった.
中高といえば思春期の真っ只中で,私にも人並みの反抗期と呼べそうなものはあったものの,どちらかというとそれは同居していた母に向けられるもので,遠い地にいる父に対しては母に比べるとそこまでの反抗心はなかったと思う.
今となってはもうそんな気持ちはないし,むしろ,主観的にも,世間と相対しても,十分な環境で育ててもらえたこと,そのための尽力には感謝している.
ただ,同居していたということに加え,ちょうど反抗期のころに精神的に不安定だった煽りを受けていたので,母は長短ある人だと認識していた.
海外赴任についていく,その土地の暮らしや近隣の人々に慣れ親しむ,父が単身赴任してからは一人で切り盛りする,そういった環境の変化の中で子を育てる,そういうことはできない人にはできない.

父と話していて,なぜ母と結婚するに至ったかという話を少し聞いた.
裏表がないから,というのが大きな理由だったようだ.
確かに言われて見るとそのとおりだけれど,そういうことはまったく認識したことがなかった.
子供に多かれ少なかれ嘘をつく親なんて少なくない数いるだろうが,これこそそういったことが全く無い人が作った家庭で育ってきたということの証左のように感じた.
こういう自覚すらしていない,小さなことの積み重ねが相当の割合を占めてできているのだろう.

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