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ネームド

今日はキャンペーン最終回。
砂漠化を阻止すべくあれこれ策を練った。
その原因は大砂蟲というモンスターにある。
こいつは新鮮な水や土を餌にしている。
そしてその規模が半端ない。
何せ町を丸々喰っちまうほどに大きく、城壁ですら跳ね返すことの敵わないほどなのだ。
喰われた町は砂に呑まれ、後には廃墟も残らない。
こいつをどうやって止めるのか。
パーティー全員でたどり着いた結論は、
「バリスタなどの大型弩砲を用いて迎撃する。
時間を稼ぐため、想定されるルート上に木の壁を設置。
木の壁の周りには案山子を置き、タコを揚げておく。」
というものだった。
バリスタで迎撃する点に異論はないだろう。
それを撃つための時間稼ぎとして木の壁を立てるのにも反論はあるまい。
では、なぜ案山子とタコなのか。
説明しよう。
このゲームには全体攻撃というものがある。
相手は全体攻撃をしてくるものと思っていい。
こいつは尋常じゃないダメージ量をたたき出すが、ひとつ救いがある。
それは算出したダメージを攻撃を受ける人数で頭割りできるのだ。
攻撃対象がたくさんいればいるほど一人頭の被害は減る。
つまり、案山子とタコがあれば壁へのダメージを軽減できる。
こうしてより壁を長持ちさせよう、というわけだ。
この案が実行に移され、10ヶ月もの間木の壁を立て、それにタコを掲げ、案山子を横に置くという作業が行われた。
その壁の数、13枚。
これが50mおきに並んでいる景色を想像してみてほしい。
冗談みたいだが、それが現実なのだ。

そして運命の日。
やつはやってきた。
その姿に恐れおののき、衛視たちすら逃げ出す。
残ったのは命知らずの冒険者どもだけだ。
敵の侵攻と同時に、バリスタをぶっ放す。
しかし、さすがは巨大生物、人なら軽く数人はぶっ飛ぶような攻撃でも、易々とガードされてしまう。
が、これこそが狙いでもある。
限りあるガード回数を減らさなければ勝利などありえないのだ。
猛然と突き進んでくる大砂蟲。
それを迎撃すべくひたすらバリスタを撃ち続ける冒険者たち。
ダメージこそなかなか通らないものの、ガード回数は着々と削れていく。
どちらからも決定的な一撃は与えられない。
壁は少々進撃を阻むが、逆に言えばそれだけ。
結局バリスタの攻撃はまともに通らないまま大砂蟲は町にたどり着いてしまった。
後は冒険者がその体でもって巨体の進軍を止めるほかない。
ガード回数は十分に削れているはずだ。
けれども、相手の攻撃を何度も耐えられるほど余裕があるわけでもない。
チャンスは1……せいぜい2回か。
この一撃で決まってくれ……ガードをしないでくれ……!
そんな祈りとともに繰り出された一致団結の全体攻撃。
相手のガードに阻まれることなく、直撃した!
そしてその巨体はそれ以上の侵攻を止めたのだった。
町は守られた。

といったキャンペーン最終回だった。
なかなかおもしろかったよ。

その後、キャンペーン終了という名目で食事会があった。
数々の「人間をやめちゃった」ネームドの人間の話を聞いたり、なかなか楽しい時間を過ごせた。
そう、俺は話を黙って聞くだけでもけっこう楽しめちゃう人間なのだ。
普段なかなか接することのない社会人の方々との交流はそのまま貴重な体験だよ。

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