ポケモン世界での発電

日本は原発事故により関東一帯では電力不足が問題となっている.
また,現在は浜岡原発が停止されるか否かの議論が起こり,それは中部地方にまで広がりを見せようとしている.

いかにして電力を得るか,という問題は日本にとどまらないグローバルな課題である.
原発は事故が起こった時の被害が甚大であるし,火力発電は石油資源の消費とそれに伴う二酸化炭素排出が地球温暖化の原因だとされている.
そのほかいわゆるクリーンなエネルギーについても発電効率などで克服できていない部分が多く,安定して十分な電力を得難い.

電気は文明社会に欠かせぬものであると同時に,その獲得方法もまた尽きることのない議論を呼ぶのである.
現代社会と文明の程度は同じであると思われるポケモン世界ではどのように電力を獲得しているのだろうか.

以前,ポケモンの技の威力と現実の仕事(エネルギー)についての相関を考えた.
http://hmiyado.blog120.fc2.com/blog-entry-129.html
これを踏まえて議論を進めよう.
今回は,アニメポケットモンスターに登場するピカチュウの必殺技でおなじみの「10万ボルト」を考える.
10万ボルトは威力95の技なので,マグニチュードにして8強のエネルギーを有している.
これは奇しくも東北大震災に匹敵するエネルギーである.
簡単のため,以下10万ボルトはマグニチュード8相当のエネルギーだとして計算する.
マグニチュード8はジュールに換算するとだいたい 6.3 * 10^16 J である.
さらにこれを消費電力量キロワット時に換算すると,1.75*10^10 kWh となる.
さて,これがいかほどのものなのか.
電気事業連合会によると,2009年度の1世帯あたりの月間電力消費量は283.6kWhである.
(http://www.fepc.or.jp/present/jigyou/japan/sw_index_04/index.html)
以上から,月間電力消費量を300kWhと切り上げて考えると,「10万ボルト」により生みだされるエネルギーによって,約58000000世帯=5万8千世帯が1ヶ月暮らすことができる.
05年度における日本の世帯数は5万を割っているので,送電さえ可能であれば,ピカチュウ1匹で日本の1ヶ月の電気を賄うことができる.
しかも,これは10万ボルト1回で,である.
10万ボルトのPPつまり使用可能回数は15回.
15か月は無償で電力を得ることが可能なのだ.
もちろん,ポケモン界にはピカチュウしかいないわけではなく,むしろたくさんの電気ポケモンがいる.
しかも,「10万ボルト」は技マシンという道具によりほぼすべての電気ポケモンが覚えることができる.
さらに,ポケモンの回復も特別な施設(あまり電力は消費していなさそうである)があれば簡単に可能だ.
ポケモン界では電気など現実世界のように労せずとも,簡単に手に入るものだったのである.

しかし,疑問がいくつかある.
まず,エネルギー保存則を超越している,ということである.
ピカチュウが生み出すエネルギーの一部を使ってピカチュウを回復すれば,ピカチュウは再び100%のエネルギーを使用できるようになる.
昔,人々が夢想した永久機関ではないか.
また,いくら10万ボルトとはいえ,あまりにもエネルギーが大きすぎるので,電流過多になってしまうのでは,ということである.
ま,その辺の物理法則はポケモンという種が克服している,ということかもしれない.

過去の自分を投影し,今の自分を反映する.

昨晩,昔の日記(=ネット上に残る記事)を読み直していた.
俺がこうしてネットに日記をつけるようになったのは中学2年くらいのときからだ.
友人がHPを作って,それに影響される形で俺もHPを作った.
それまでは日記などつけたことはなかった.
でも,あれから今まで受験期の限られた時間を除けば結構コンスタントに書いている.
今俺が書き続けているのは,過去の俺が読み直すためだ(実際,この記事だって俺得以上のものはない).
そういう自覚のもと毎日続けている.
けれども,過去の俺は違った.
見てくれる友人たちを想定して,もてる限りのエンタテイメント性でもって書いていた.
日常の中からネタを探し,それでもネタがないときにはネタがないことをネタにし,楽しんでもらえるよう努めていた.
今回初めて気が付いたことだった.
そのあたりの変遷は自分の性格の変遷とも関わりがあるのかもしれない.
昔はそれなりに外交的だったが,今は内向的.
どちらがいいとか悪いとかいう話でもないし,個人的には今の自分もそれなりに気に入っている.
ただ,日記のありようひとつとってもそういうことが象徴されているように思う.

日記のありようという話でもういくつか.
まず,1人称.
中学の頃,日記では「管理人」または「僕」と自称することがたびたびあった.
ざっと調べた限りだと,「管理人」>「俺」>「僕」という順.
一方今は,ほとんどの場合「俺」,まれに「自分」と呼ぶくらいだと思う.
いつから「俺」は「管理人」にとって代わったのか.
おそらく高校のころからではないかと踏んではいるのだが,具体的なことはまだわからない.
しかし,役職を表すある意味で公的な「管理人」という言葉からより私的な「俺」という言葉へ移り変わったことは,やはり日記の役割や意識の変化を表しているように思う.
次に文の形態.
中学の頃の日記は,敬体であることがままあり,そうでなくても会話的,読者に語りかけるような体裁だった.
読者を想定しているのだから当然と言えば当然だろう.
対して現在は,報告のようであり,私情はあまりにじまず,さばさばした印象を受ける.
ほとんど常体で,敬体を用いるのは言い回し上そうしたほうがしっくりくると判断した時だけだ.
これも以上のような話と同じ側面をもっているだろう.

数年分の日記から俺の根本的な部分や移り変わった部分を紐解いていくというのもおもしろいかもしれない.
いや,俺は面倒だからやらないと思うけど.

2D6+1≧3D6

A君が2個のサイコロを振って出た目の合計に1を足したものと、
B君が3個のサイコロを振って出た目の合計では、いったいどちらが大きいでしょうか?

これだけだと少し語弊を招いてしまうかもしれません。
たしかに、毎回サイコロを振るたびに結果は変わるでしょう。
しかし、ここで問題にしているのは数学的、一般的に、という意味合いです。

これには、期待値(平均)という考え方を使えばいいですね。

たとえば、1個のサイコロを振ったときの期待値は次のように計算します。
E(1D)=Σ[d=1..6]d/6
dはサイコロの目、E(1D)は1個のサイコロの出目の期待値です。
それぞれのサイコロの目が出る確率は6分の1ですから、それぞれの目の6分の1をすべて足し合わせればEは計算できます。
E=3.5
となります。

この考え方を問題にも適応してみましょう。

2個のサイコロの目の合計の期待値を計算します。
先ほどのように、いちいち出目*その目が出る確率を計算して和を求める方法もありますが、ここは手抜きをしてしまいましょう。
すでに1個のサイコロの目の期待値は計算してあります。
サイコロが2個に増えるだけですから、
E(2D)=E(1D)*2=7.0
というわけで、出目の合計の期待値は7です。
よって、問われているサイコロ2個の出目の合計に1を足したものの期待値(とでも言うべきもの)は8になります。

一方、3個のサイコロの目の合計の期待値は、2個のときと同じようにして、
E(3D)=E(1D)*3=10.5
よって、サイコロ3個の目の合計の期待値は10.5です。

以上から、
E(2D)+1≦E(3D)
と求まりました。

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関数、数式について

正弦曲線、周期性があり見ててとても安心できるグラフですね。
でも、これが数学で一番美しい、安心できる、そういうグラフ、関数なのかというと違う気がします。
たとえば、指数関数とか、対数関数とか、直線とか、二次曲線とか、が候補に挙がるでしょう。これらもまだまだ序の口ですがね。
とかく、それらを押しのけるほどの力は三角関数にはないと思うのです。というよりはどれも力が拮抗していて甲乙つけがたいといったところ。
そうそう、「思う」と書きましたが、まさしく、これは個人の主観であり、それ以上のものではございません。人によっては前述したような、あるいはしなかったような曲線のほうがいいと感じることでしょう。
でも、理系のはしくれとしては、心の中にこれと決めた数式とともにいつもありたいものです。俺をこの数式抜きにしては語れない、というような。

それで思い出しましたが、かつて「お前は数式でいうと【x^2+y^2=-1】だな」と言われたことがあります。
ごらんのとおり、この式には実数解がありません。ちょっといじればすぐ円や双曲線になろうものなんですが……泣こうが喚こうが、このままでは実平面上には永遠に描かれることがない。
彼が何を言わんとしていたのか、それはわかりません。
ひねくれ者だという指摘かもしれません。この世に存在しない、してはならないという批難でしょうか。はたまたお前にはアイが必要だという忠告というのもおもしろいですね。
ひとつ言えるのは、彼の思いが今、その数式のシンプルさ以上の意味をもって伝わってきているということです。すべてを言葉にしようと思えば、千の言葉でも足りないかもしれません。あるいは、もっとちゃらけたただの冗談、これまでの推測はむしろ邪推かもしれない。しかし、どちらなのか、どちらでもないのか、今となっては示すことができません。数学にあらざるべき文学性ですが、それもたまにはいいでしょう。
結局のところ、彼にとってはそれと僕が必要十分――もしかしたら僕が十分条件かもしれませんが――だとしても、自分からそうだと認められるかといえば首をひねってしまう。心にひっかかる何かが、そうだとは言わせない。自分のすべてを表現してくれるような式は、人から与えられるようなものではないんじゃないでしょうかね。そして、シンプルに表現されるとも思えない。しかし、そこに美しさはあってほしい。これは僕の願望ですが。

長くなってしまいましたし、時間もなくなったのでここまでにしておこうと思います。
続き書きたいこともありましたが、またの機会に。

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ポケモンの技の威力について

ふと思った。
ポケモンの技の威力は実際どの程度なのか?
ゲーム内ではポケモン対ポケモンの場合の技の威力が表示されている。
しかし、たとえばポケモン対人で戦うとしたら?
戦わないにしても、ポケモンがどの程度の力を秘めているのか。
これを客観的に測るためには、ポケモンの技の威力を科学的な単位になおす必要があるだろう。
そんなことが可能なのかって?
可能だ。
その鍵は「マグニチュード」という技にある。
知らない人のために説明しておこう。
「マグニチュード」は地面タイプの技で、技を使用するたびに威力が変わる技だ。
マグニチュードの後に続く数字と、技の威力が対応している。
このマグニチュードは、現実世界でもちいられる用語に相当すると考えるのが自然だろう。
マグニチュードの大きさと威力(ついでに発生率)の対応は以下のようになっている。
マグニチュード4 10 5.5%
マグニチュード5 30 9.8%
マグニチュード6 50 19.9%
マグニチュード7 70 30.1%
マグニチュード8 90 19.9%
マグニチュード9 110 9.8%
マグニチュード10 150 5%
(http://pokemon-ds.net/pokemon/movedata.html)
確率のところはどうでもいい。
問題は威力とマグニチュードの関係だ。
ご覧の通り、ポケモンが使う技「マグニチュード」はM4?10というエネルギーをもっている。
それがポケモンの技の威力との関係を示してくれるわけだ。
M4?9にかけては、マグニチュードが1増えるごとに技の威力が20あがっている。
ちなみに、マグニチュードが1増えればそのエネルギーは約30倍になる。
技の威力は10刻みなので、威力10=M4相当のエネルギーで、基本的には威力が20増えればエネルギーが約30倍、つまり威力が10増えればエネルギーが約5.4倍になるということがわかればすべてはOK。
M9?>10では威力が40もあがっている。
ポケモン界の数字の測り方がよくわからないが、ここは一端この数字に従うとしよう。
つまり、M9→M10の間、つまり威力110から150の間はエネルギーの増え方が緩くなる。
威力40でエネルギーが約30倍になるのだ。
では、その肝心のエネルギーと実際の感覚を合わせよう。
まず、最小の威力10。
これはM4相当のエネルギーをもつが、それは約63*10^9Jで、小型核爆弾が持つエネルギーと同等だ。
続いて、ポケモンでもメジャーな技「たいあたり」。
これは低レベルのポケモンがよく使うわざで、威力は35だ。
M5ちょいといったレベルかな。
M5.5で、クレーターができるほどのエネルギーになる。
「たいあたり」はそれに少々及ばない程度だと考えてもらっていい。
威力60の技「つばさでうつ」はどうだろうか。
マグニチュード6の威力50の段階で、実は広島に落ちた原爆と同等のエネルギーをもっている。
それより威力が10高い、つまりエネルギーは5倍ちょい。
原爆が10万人を超える死者をだしたこと考えれば、ポケモンなんてやってられない。
よく「マグニチュード」と比較される技、「じしん」は威力100。
地面タイプのメインウェポン「じしん」はなんとM8.5、日本最大の地震に匹敵するエネルギーをもっていたのだ。
最後に「だいばくはつ」を考えずには終われない。
「だいばくはつ」の威力は250。(この際防御半減して実質?とかいう話はムシ)
ポケモン界では威力が大きくなればなるほどエネルギーの増え方は緩くなるようだが、ここはエネルギー30倍/威力+40という図式のまま行こう。
威力150=M10、ここからさらに威力が100増える。
ということはエネルギーは30^2.5=約5000倍。
M10=63*10^18J、この5000倍はおよそ3*10^23J。
数字で全部書けば300000000000000000000000J。
3.9*10^22Jが世界の化石燃料の推定埋蔵量らしいので、それをいっぺんに燃やしてもまだポケモンの「だいばくはつ」には及ばないということらしい。

以上がポケモンの技の威力とエネルギーの関連の考察である。
実際、積み技を使ったりすれば、威力はもっと高まる。
気になる方は計算してみれば、よりポケモンの恐ろしさを理解することだろう。

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新しいゲームつくった。名前はまだない。

動画作成は期間にして3日、実働時間にして12時間前後かな?
前作では動画の醜さ見難さが指摘されたので、今回は結構そこに力入れた。
文章だけの見難いルールは追記から。


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食堂について

大学に通い始めて2週間とちょっと。
雰囲気や流れにもだいぶ慣れてきた。
特に昼の過ごし方。
構内には食堂がたくさんある。
長くない期間とはいえ、そこでお世話になった俺の今現在の感想を書き残そうと思う。

評価は(悪い)0?5(良い)まで。

・館下
味:5
量:5
値段:4
席:1
総合4.9
総評
個人的には間違いなくキャンパスNo.1食堂。
味、量、値段とも他を圧倒している。
特に天津マーボー丼は最たるものだ。
450円の量じゃない。
しかもうまい。
唯一の欠点は席がないこと。
授業終わってから行ったんでは確実に食卓難民化する。
複数人では絶対いけない。
ひとりでも時間をずらしたほうがいいだろう。

・宙
味:3
量:2
値段:3
席:4.5
総合:3
総評
今のところ一番お世話になっている食堂。
理由は席が空いてるから。
広々とした空間、館下には劣る味、プリペイドカードを使えない、この3点のおかげで人が飽和量を超えることがない。
料理そのものは館下を知ってしまうとすべて下位互換に思える。
そこがなくてもカレーととんかつはひどい。
こんな定番料理が地雷なんだからどうしようもないね……

・どんどん
味:4
量:3
値段:3
席:2
総合3
総評
ごめん、1回しか行ったことないんだ。
でも、あんかけとんかつうどんはうまかった。
席が少なそうだったから、昼に行くのは厳しいだろう。

・生協のところ
味:3
量:3
値段:3
席:3
総合2
こっちも1回しか行ったことない。
ごめん。
席を優先するなら宙だし、味を優先するなら館下。
しかも微妙な立地の生協には足を運ぶ気がなかなかおきないんだ。

・らふぉれ
味:3
量:3.5
値段:2
席:2.5
総合2
総評
やはり立地が悪い。
それなのにけっこう混んでるのはいったいなんでなんだろう?

とりあえずメインの食堂はこんなもんかな。
館下と宙が厨房・職員を交代すれば最強なのに……
プロフィール

みやどはつか

Author:みやどはつか
【座右の銘】
明日は明日の風が吹く/明日やろうはばかやろう


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